リフォームで知っておくべき壊せる壁と壊せない壁の違いとは?

リフォームする際、間取り変更を希望されるお客様もいらっしゃいます。

間取り変更は壊せる壁の有無次第で実現可能かどうかが決まってきます。

壊せる壁かどうかの判断基準は耐力壁となっているかどうかです。
耐力壁とは壁の中でも特に重要度が高く、耐震性に大きく関わっている壁のことです。

その壁が柱や梁などを支えている一端となっていれば、残念ながら壊すことはできません。

特に建物の外側(正方形だと4面分)に該当する壁ですと、ほぼ間違いなく耐力壁になっているので取り壊すことはできません。

おそらく間取り変更したい場合は外側の壁ではなく、内側にある壁をとっぱらって部屋同士を繋げたいというケースかと思います。

そうなると耐力壁に該当せず、間取り変更できる可能性があります。

また筋交が設置されている壁も取り壊すことはできません。
筋交とは、斜めに交差するように柱が導入されている壁です。
こちらも耐震性を強化する目的で導入されています。

ただ、壁全体を取り除くことはできなくても、通路分だけ確保することが可能な例もあります。

間取り変更の際は間取り図、設計図などを確認してからリフォーム可能か検証していきます。

間取り変更リフォームをご希望なら宮乃建築にご相談ください。

お問い合わせはこちらから